かぼちゃの馬車
皆様こんばんは。梶住宅販売の梶でございます。
不動産投資の界隈ではかぼちゃの馬車という物件で大変な損害がでているようです。
かぼちゃの馬車という女性専用シェアハウス
本日は関係企業の担当様が訪問してくださり、ちょっと聞いてみました。
そちらの企業様は「収益物件」もあつかわれているので弊社もたまにご相談することがあります。
さてさて「楽待新聞」や「健美家」といった投資家向けのサイトで騒がれております、かぼちゃの馬車(運営会社はスマートデイズ)という物件ですが、投資家にフルローンで3億ぐらいのローンを組ませて物件の売買を行っていたようです。投資用のローンになりますので利率は3%から4%と高く、月々の返済100万前後とのことです。お客様はおおよそ700人程の投資家様で負債額は1000億になると言われています。今までは「サブリース」といって物件を管理するスマートデイズが家賃の保証をしていたので投資として成立していたようです。銀行はスルガ銀行です。
それが最近、家賃保証ができなくなり、入居者も少ないことなどから、投資家様の月々の支払いが収入よりも増えてしまったという状況のようですね。かぼちゃの馬車という物件はすべて自社物件としてスマートデイズが管理していて、賃貸入居者募集も他の仲介会社に頼むなどのことはしなかったようです。物件を管理する会社としては「満室」を目指すのが私は当然だとおもうのですが、、、
また、今日いらっしゃった担当様からおもしろいお話を聞きました、この「スマートデイズ」という会社ですが、入居者のかたは地方や海外からの方が多く職場の斡旋などもやっていたようです。その入居者様が斡旋した企業に就職すると企業から年収の20%前後の手数料をもらうというビジネスをしていたみたいです。これ自体は別にどうということもないかと思いますが、同じ不動産業者としては賃貸営業もしっかりとやってれば、、、という思いがあります。勿論、家賃保証停止にいたった理由はほかにもあると思いますし、人づての話なので食い違う部分もあるかと思います。詳しくは楽待新聞等にのっていますのでご覧になってみるといいかもしれません。
投資というものに関して
私は投資自体を否定はしませんし、プラスになっているのであればそれはそれでいいと思います。(合法の範囲で)ですが基本的にプラスになる話、美味しい話というのは世間には出回りません。その道に詳しい人間とつながりを持ち、失敗や苦労を重ねその先にやっと来るかもしれないものです。(これは不動産の業界でも似てくるのですが、条件のいい物件、掘り出し物物件についてはエンドユーザー様に話が行く前に業者間取引されるかオープンになる前に売れてしまう傾向にあります。最近はすこしその傾向が強いです。)
お話がそれました、では大前提として常に考えるべきことですが「どうしてその話が自分のところにきたのか?」「どうして自分たちで投資しないのか?」こういった観点を持つことが大事だと思います。
弊社では投資関連のご相談は承れませんが、相談できる方をご紹介することはできます(場合によりけりですが、、)のでなにかあればお気軽にどうぞ。
本日はここで失礼します。