土地活用を勧められたら気を付けること。


皆様こんばんは。
梶住宅販売の梶でございます。

今年の初めから、シェアハウス投資で不動産投資の業界は揉めております。
本日は似たような事例で役立ちそうな記事がありました。

建築会社の出したシミュレーションが現実的かどうか判断するべき.

大きな駐車場を持っていたり、使っていない遊休土地があると「アパートを建てて賃貸経営をしませんか?」と営業さんが訪問してきたりすることがあります。その時に大事なのは建築会社側が賃貸経営についてシミュレーションをもってくると思いますが、そのシミュレーションが「何年後まで」計算されているかどうか、年度が進むにつれての修繕費用が計算されているかどうか、借り入れをする場合は返済に充てられて尚且つ収入があるかどうかという点に気を付けるべきです。

難しい計算書など読み解けないという場合には、近所の不動産屋さんに相談してみましょう。その際は賃貸管理に強い業者と建築に強い業者、少なくとも2件は廻ってアドバイスをいただきましょう。

相談された不動産屋さんがしっかり勉強されている方なら疑問に思う点が出てくるはずです。その疑問点を建築会社の営業さんにぶつけてみましょう。建築会社の営業さんが誠実に仕事をしてこられた方なら納得のいく答えが出る可能性が高いです。

記事には駐車場経営をしている地主様に建築会社が賃貸住宅の建築を持ち掛け、地主は銀行から融資を受けて賃貸住宅を建築したようです。賃貸経営を開始した後、賃料収入は予想よりも下回り、不安を覚えた地主さんは賃貸経営を断念して土地と建物を手放すことになりました。

問題になったのは賃貸事業開始後の建物修繕費用がシミュレーションの費用よりも大幅に超過していたことでした。建築会社から説明を受けて地主さんは賃貸経営を試みましたが上手くいかず断念しました。裁判では建築会社が行ったシミュレーションが誤った説明ということとなり建築会社の説明義務違反による損害賠償を肯定する結果になったとのことです。

だからこそ【建築会社の出したシミュレーションが現実的かどうか判断するべき】ということです。内容によっては責任を建築会社に取ってもらうことが可能ということになります。

【東京地裁平成28年10月14日判決】

建築会社から賃貸経営しませんかと提案された場合はシミュレーションの客観性を確認してその数字が妥当なものであるかどうかの判断が必要であるということ。万が一損害が出た場合はシミュレーションや説明の内容によっては損害賠償請求ができる。という点に気を付けてみてください。

ご相談などは弊社へお気軽にどうぞ。

今回の参考記事です。

 

 

※土地活用がいいとか、悪いとかではありません。最終的にはご自身の判断になりますのでこの話は判断するときに役立つかと思います。

 

関連する記事